一般社団法人北海道飲食業経営審議会(代表理事:大坪友樹)が主催する「VIBES会」の9月会合が盛況のうちに終了いたしましたので、ご報告いたします。開催概要日時:2024年9月12日(木)18:00〜20:00場所:椿サロン大通参加者数:40名ゲスト:一般社団法人日本飲食団体連合会 専務理事 高橋 英樹 様グループディスカッションテーマ:「飲食業界の人手不足 自分たちでできること、行政と共にできること」グループワークの主な結果グループディスカッションでは、飲食業界の人手不足に関する多様な意見が出されました。労働基準法の改訂や扶養控除の見直しなど、法制度の柔軟性向上が求められました。また、バックオフィスの効率化やDX化の推進、外国人雇用の拡大などの具体的な対策が提案されました。特筆すべき点として、働き方の多様化や業務委託制度の導入、税制改革による事業成長と従業員給与への還元、経営者の意識改革などが挙げられました。さらに、労働環境の改善に成功した事例も共有され、適材適所の人員配置やコミュニケーションの重要性が強調されました。ゲストへの主な質問高橋英樹様への質問は多岐にわたりました。日本飲食団体連合会の具体的な活動や、政府・行政との交渉内容に関する質問が多く寄せられました。特に、少子化問題への「食」の観点からのアプローチや、業界全体のデータ共有の可能性について関心が高かったです。また、海外の外食産業との比較や、インバウンド需要への対応、北海道支部への期待など、グローバルな視点からの質問も目立ちました。労働環境の改善や行政との効果的な交渉方法についても、具体的なアドバイスを求める声が多く聞かれました。さらに、コロナ禍後の飲食業界の変化や今後の展望、次なる有事への対策、北海道・札幌の飲食業のブランド価値向上策などについても活発な議論が行われました。今後の展望VIBES会は、今回のグループディスカッションを通じて、飲食業界の喫緊の課題である人手不足について、多角的な視点から解決策を模索しました。今後も業界の発展に寄与すべく、多様な立場の方々との対話を継続し、具体的なアクションにつなげていく所存です。今後の展望VIBES会は、今回導入したグループディスカッションを通じて、より深い議論と参加者間の交流を促進してまいります。今後も北海道の食産業の発展に寄与すべく、多様な立場の方々との対話を継続し、新たなアイデアや協力関係を生み出す場として機能していく所存です。本件に関するお問い合わせ一般社団法人北海道飲食業経営審議会事務局:髙橋 佳孝Email:y.takahashi@hfmc.one電話:011-600-0691